こんにちは。「あそびぎなー」です。
「すいぞくかん、いきたい! いきたいようー」
急に言い始めた息子。
いや・・・でも、近いわけでもないし、いきなりはなあ・・・。
そこで水族館に行く代わりに、部屋の中を水族館にしてしまおう、ということになりました。
今回は、お絵かき、ハサミ、組み立て・・・と、工作の楽しさがギュッとつまっていますよ。
水族館をつくろう
思い出したのは、小学校の夏休みの自由工作。
クラスに必ず一人は作ってきた、箱と青いセロファンで作る水族館の工作です。
昭和世代には懐かしいのではないでしょうか。
最近の自由研究や自由工作は、どんどん豪華になっていると聞いているので、ちょっと違うのかな。
材料
- ティッシュの空き箱
- 青い色紙
- ちょっと厚めの色紙
- 黒い糸
- 青いセロファン
- セロハンテープ
- 両面テープ
ちょっと厚めの色紙は、魚や海藻などを描くためのものなので、折り紙よりは厚いものを用意してください。
色がついたものがあれば楽しいですが、白でもOKです。
青いセロファンは、ティッシュの箱の大きさがあるとベストです。
我が家はなかったので、透明おりがみという100円ショップのものを使いました。
作り方
①ティッシュの箱の上部を切り取る
水族館の水槽になります。
切り取るとき、淵の部分を少し残しておいてください。
最後にセロファンを貼る、のりしろになります。
②内側に青い色紙を貼る
水槽の内側です。
水の中の雰囲気が出るように、青系の紙を貼ります。
多少よれたり、曲がってしまっても大丈夫。
青いセロファンを貼ってしまえば、ほとんど目立ちません。
写真は、小さな紙を何枚も貼っていますが、特に意味はありません。
大きな紙が見当たらなかっただけです(笑)
③魚や海藻を描く
厚めの色紙(白でも可)に、魚や海藻を描いていきます。
青で描くと見えにくくなってしまうので、できるだけ避けてください。
こどもに好きな魚を描いてもらうと、本当に楽しいです。
見たこともない魚が、次々に飛び出します。
こどもに描いてもらう場合は、あらかじめ紙を、ティッシュの箱に入る大きさでカットしておくことをおすすめします。
超大作を描かれてしまうと、水槽に入り切らないので。
わたしは、だいたいこのくらいに描いてほしい、という大きさで四角く切ってから渡しました。
描いた魚や海藻は、ハサミで切り取ってください。
魚を描く際に気を付けてほしいのが、裏側にも描くということ。
水槽には糸で吊るすので、魚は揺れます。
裏側に何も描いていないと、揺れてひっくり返ったときに、ちょっと悲しい感じになってしまいます。
裏側に描く場合は、まず表を描いてハサミで切り取り、裏にして描くと簡単に描けます。
表と裏の魚の種類が違っていても、面白いですよ。
④ティッシュ箱の水槽に入れる
泳ぐ魚は、セロハンテープで黒い糸を貼りつけます。
その糸を箱の上側にセロハンテープで貼りつけると、ゆらゆらと泳いでいるように魚が揺れます。
海底にいる魚や海藻は、直接箱の下側にテープで貼りつけます。
多少のズレはまったく目立たないので、好きに貼ってください(笑)
魚の位置を前後にずらしたり、海藻に重ねたりすると、遠近感が出ておもしろいです。
⑤青いセロファンを貼る
ティッシュの箱を切る際に残しておいたのりしろ部分に、両面テープを貼ります。
そこに青いセロファンを貼りつけます。
箱からはみ出た部分は、ハサミで切り取ります。
この工程だけは、ズレたりヨレたりすると目立つので慎重におこなってください。
この工程だけですので、がんばって。
⑥壁にテープで留めて完成
壁にテープで貼りつけます。
セロハンテープで貼った場合、時間が経つと落ちる可能性があります。
一番いいのは養生テープですが、一般的にあまり自宅にストックされていないですよね。
壁を傷つけないよう、あまり粘着力のないガムテープなどで貼りつけてください。
壁に貼ってみると、なかなかオシャレです。
同じようにいくつか作って飾ると、水族館の気分が増します。
こどもの反応
ひと箱ずつ、増えるたびに楽しそうに眺めていました。
自分で描いた魚が水槽の中で揺れているのも、嬉しかったのだと思います。
わあすごい、きれいだねえ・・・と見ているだけだと思っていたわたし。
実際には、飼育員さんのように水槽の前で解説をしてくれたり、魚の名前を本で調べたりと、わたしの想像よりはるかに高度な楽しみ方をしていました。
作成中の様子や、息子のノリノリ具合が分かる動画を作成しました。
1分半ほどの短いものなので、よかったらご覧ください。
(息子が4歳のころの動画です)
あまりにもこどもの反応がよかったので、同じような展示風の遊びをまたやりたいと思っています。
昆虫や動物園も楽しそうですね。
むすび
いきなり思いついた工作なので、材料が寄せ集めです。
でも、そんなふうに目の前で使えそうな材料を集めている姿も、息子に見せたいもののひとつです。
立派な工作キットがすぐ手に入り、ネットでは無料で設計図をダウンロードできる現代。
そんな時代だからこそ、自分の作りたいものをイメージして、使えそうなものを考えて、なければないで工夫することが、必要な気がするからです。
誰かの考えたものじゃない、自分が作りたいものを作る工作。
いつか息子が、その楽しさに目覚めてくれたら嬉しいです。
材料を上に書きましたが、何一つそろわなくても大丈夫です。
青いセロハンなんて、色のついていないラップでも問題ありません。
ぜひお子様と一緒に水族館を作ってみてくださいね。
夏休みに行った、思い出の水族館。
空想上の、へんてこ水族館。
どんなものができても、きっとものすごく楽しい水族館になること間違いなしです。
最後までお読みいただき、ありがとうござました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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